けんちんそばとは?茨城の郷土料理
茨城県には、ひたちなか市を含む県北部を中心として、冬の定番料理として親しまれている「けんちんそば」があります。
「けんちん」とは、もともと「けんちん汁」と呼ばれる、根菜やこんにゃくなどを中心に煮込んだ醤油味の郷土料理です。
一般的には汁物のおかずとして単体で食べられることが多いけんちん汁ですが、茨城県では少し濃いめに仕上げたけんちん汁に、そばを合わせて食べる文化があります。
飲食店では、そばをつけて食べる「つけけんちん」や、けんちん汁の中に麺を入れた「けんちんそば」として提供されるのが特徴です。
また茨城県はそばどころとしても知られており、なかでも「常陸秋そば」は、味と香りのバランスに優れた県のブランド品種です。新そばの収穫期である10〜11月は、けんちんそばが最も美味しい季節ともいわれています。
生そば処ちおんの常陸秋そば

ちおんでは、茨城県のブランドそばである「常陸秋そば」を使用しています。香りが高く、甘みのあるそばは、けんちん汁との相性も良く、素材の味をしっかりと楽しめるのが魅力です。ちおんのつけけんちんそばは、少し濃いめで出汁の旨みがしっかり感じられる醤油ベースの味。大きなお椀にたっぷりと具材が入っており、食べ進めても次々と具材が出てくる、満足感のある一杯です。具材は柔らかく煮込まれており、寒い季節に体を内側から温めてくれる冬にぴったりの一杯です。そばが一緒に入った「けんちんそば」もおすすめです。ちおんでは、けんちんそば以外にも、ナスつけ蕎麦や、辛味大根おろしをのせた地獄そばなどのメニューも人気です。
ちおんは、ひたちなか海浜公園から車で10分ほどの場所にあります。人気のお店のため、土日を中心に混雑することもあります。
茨城の郷土料理「けんちんそば」とは
けんちんそばは、茨城県を代表する郷土料理のひとつ。鎌倉の建長寺発祥とされる「けんちん汁」を温かいそばつゆに見立てて、そばと一緒にいただくスタイルの料理です。
茨城は古くからそばの産地として知られ、特に「常陸秋そば」は香り高く風味の良い名品種として全国のそば店から指名買いされる存在。冬になると、地元の野菜と豆腐をたっぷり入れたけんちん汁で温かく食べる「けんちんそば」が県内各地の蕎麦店で提供されます。
けんちん汁の歴史と由来
けんちん汁はもともと鎌倉時代寺院で生まれた精進料理が由来と言われています。肉や魚を使わず、野菜を中心に作られてきた、ヘルシーな郷土料理です。現在では地域や家庭、お店ごとに違いがあり、肉類を加えたアレンジも見られますが、野菜たっぷりのスープという特徴は共通しています。
1年中味わえる季節のメニュー

けんちんそばは、お店によっては冬季限定で提供されることもありますが、ちおんでは1年を通して味わうことができます。茨城県北の昔ながらの味を楽しみに、ひたちなか観光の際はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
ひたちなか観光と合わせて楽しむ郷土の味
生そば処ちおんは、ひたちなか観光のランチに組み込みやすい一軒です。那珂湊おさかな市場で海鮮を楽しむ日とは別に、「今日は内陸の郷土料理を味わう日」という位置づけで訪れるのもおすすめ。
春秋のひたち海浜公園散策後の温かい一杯、冬のドライブ途中の体を温める一杯としても重宝します。蕎麦という日本らしい食文化を観光に組み込みたい海外からの旅行者にとっても、本格的なそば体験ができる店として価値の高い選択肢です。