2026年のコキアは9月30日に「紅葉始め」を迎え、10月10日頃に「紅葉見頃」となる予想です(公式発表・10月2日時点)。植栽20周年の今年は、丘のふもと「みはらしの里」から頂上まで続く新レイアウトに。この記事では、公式の紅葉予想・日別の混雑予想カレンダーをもとに、狙い目の日、紅葉ピークの渋滞回避、湊線+無料シャトルバス、秋の服装・持ち物、おすすめ宿泊エリアまで、地元民が徹底解説します。
秋の絶景!真っ赤に染まるコキアの魅力とは
茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園といえば、春の青いネモフィラが有名ですが、秋のコキア紅葉も見逃せない絶景スポットです。10月中旬から下旬にかけて、約4万本のコキアが真紅に色づき、丘一面を燃えるような赤で染め上げます。
2026年はコキア植栽20周年。コキアが新たに丘のふもとの「みはらしの里」にも植えられ、ふもとから頂上まで赤い丘が続く、奥行きのある景色に生まれ変わりました。丘のふもとから中腹には約270万本のキバナコスモスも咲き、赤いコキアと黄色い花の共演は今年ならではの見どころです。
春のネモフィラで丘が「青」に染まるのと同じ場所が、秋にはまったく別の「赤」の世界に変わる——この振り幅こそ、ひたち海浜公園が一年に二度訪れたくなる理由です。春の様子は「 ひたち海浜公園ネモフィラ2026完全ガイド 」をご覧ください。
コキアとは?ネモフィラとの違い
コキアは、夏には鮮やかな緑色のふわふわとした球体状の植物ですが、秋になると徐々に紅葉し、10月には真紅に変化します。別名「ホウキグサ」とも呼ばれ、その丸くて可愛らしいフォルムが特徴です。
一方、ネモフィラは春(4月中旬〜5月上旬)に青い花を咲かせる植物。ひたち海浜公園では、春は「青の絶景」、秋は「赤の絶景」と、季節ごとにまったく異なる景色を楽しめます。
なお、公園のコキアは観賞用の品種で、会場となる「みはらしの丘」はひたちなか市内の最高地点。丘の上からは太平洋まで見渡せます。
【2026年最新】コキアの紅葉予想・色づきカレンダー
コキアの最大の特徴は、時期によって「色」がまったく違うこと。公園が発表した2026年の紅葉予想(10月2日時点)に基づく色づきの目安がこちらです。
2026年の色づきカレンダー(公式予想)
- 〜9月下旬:緑コキア — もこもこの緑の丘。夏らしい爽やかな景色
- 9月30日頃〜:紅葉始め — 緑から赤へ移り変わるグラデーションの時期
- 10月10日頃〜20日頃:紅葉見頃 — 丘全体が真紅に染まるベストシーズン
- 10月21日頃〜28日頃:紅葉見頃(後半) — 赤から茶へのグラデーション
- 10月29日頃〜11月初旬:黄金コキア — 夕日に輝く黄金色のフィナーレ
※紅葉予想は今後の天候で変わります。気温の低い日や雨の多い天候が続くと、例年より紅葉が早まることもあります。紅葉ピーク(真っ赤な時期)の長さは年によって違い、過去5年では2021年が6日間、2022年・2023年が7日間、2024年が9日間、2025年が11日間でした。1週間〜10日ほどと短いので、最新の色づき状況は公式サイトで確認してから出かけましょう。
2026年の混雑予想カレンダー
公園は紅葉予想とあわせて、日ごとの混雑予想も発表しています。紅葉見頃に入る10月10日(土)からの3連休と、翌週末の17日(土)・18日(日)が「大変混雑」の予想です。
2026年コキア混雑予想(公式・10月2日時点)
| 混雑度 | 日付 |
|---|---|
| 大変混雑 | 10月10日(土)〜12日(月・祝)、17日(土)〜18日(日) |
| 混雑 | 10月13日(火)〜16日(金)、19日(月)〜20日(火)、24日(土)〜25日(日) |
| やや混雑 | 10月3日(土)〜4日(日)、21日(水)〜23日(金)、26日(月)〜28日(水)、31日(土)〜11月1日(日)、11月3日(火・祝) |
| 空いている | 10月5日(月)〜9日(金)、29日(木)〜30日(金)、11月2日(月) |
狙い目は、紅葉見頃の直前にあたる10月5日(月)〜9日(金)の平日。「空いている」予想のうえ、季節料金がかかる前なので入園料も通常料金です。真っ赤な丘をゆったり見たいなら、見頃後半に入る10月21日(水)〜23日(金)が「やや混雑」の予想で比較的狙いやすい日です。
なお、10月9日(金)〜11月3日(火・祝)は季節料金期間で、入園料が大人800円になります。
時間帯別の楽しみ方
- 早朝〜午前:朝の光に照らされる柔らかな赤。混雑前で写真も撮りやすい
- 日中:青空と太平洋を背景にした鮮烈な朱色のコントラスト
- 夕暮れ:夕日に染まる深い紅
時間帯によって表情が変わるため、写真撮影が趣味の方は何度も訪れる価値があります。
グリーンコキアライトアップ|2026年の開催は終了
紅葉前の緑コキアを光と音楽で演出する「コキアライトアップ」は、9月だけの期間限定イベントです。2026年は9月18日(金)〜27日(日)に開催され、すでに終了しました。
植栽20周年の2026年は「星空ー過去から未来へつながる輝きー」がテーマ。みはらしの丘では約4万本のコキアを5曲の音楽と光がシンクロする演出で彩ったほか、初登場のレーザー演出「ホタルの小径」や、水のステージの「光のドーム」なども楽しめました。
例年9月中旬〜下旬に開催され、観覧には入園料とは別に観覧料が必要です(2025年は1,000円)。来年の開催情報は、例年夏ごろに公式サイトで発表されます。
最新の開催情報は公式サイトのお知らせをご確認ください。
【車派必見】紅葉ピークの渋滞回避ルートと駐車場
紅葉ピーク(10月中旬〜下旬)の週末は、公園周辺の道路が渋滞し、駐車場も午前中に混み合います。カーナビ任せの「ひたち海浜公園IC」ルートではなく、地元民が使う「常陸那珂港IC」経由の裏ルートなら渋滞を避けやすくなります。
ポイントまとめ
- 常陸那珂港IC経由の裏ルートで渋滞を回避
- みはらしの丘に近いのは西駐車場・海浜口駐車場。ただし2026年は10月9日〜25日、海浜口駐車場が観光バス優先になるため、西・南・臨時駐車場がおすすめ
- 駐車料金は普通車600円
- 開園時刻の9:30より前に到着するのが鉄則。平日なら大幅に空いている
裏ルートの詳しい走り方は、ネモフィラ期に検証した「 渋滞回避!地元民が教える裏道ルート&駐車場攻略 」で解説しています。道路事情は秋も共通です。
なお、紅葉ピークの特定週末には、阿字ヶ浦海岸の特設駐車場に停めて無料シャトルバスで向かう「パーク&バスライド」が実施されることがあります(2025年は10月11日・12日に実施、駐車料金500円)。2026年の実施有無は茨城県・公園の公式発表をご確認ください。
【電車・バス派必見】湊線+無料シャトルバスで「海浜口」へ
コキアシーズンの電車アクセスで地元民がおすすめするのが、ローカル線「ひたちなか海浜鉄道 湊線」を使うルートです。
- JR常磐線「勝田駅」から湊線に乗車
- 終点「阿字ヶ浦駅」で下車(約28分)
- 駅前から無料の「コキアシャトルバス」で公園の「海浜口」へ(約9分)。2026年は10月3日〜31日の土・日・祝日に運行
- 海浜口はみはらしの丘に最も近い入口。徒歩約10分でコキアの丘へ
2026年のコキアシャトルバスは、10月3日(土)〜31日(土)の土・日・祝日に運行します。運行時間は9時〜17時で、阿字ヶ浦駅に発着する全列車に接続。勝田駅から乗り継ぎを含めて約40分で到着します(10月3日・4日は海浜口閉鎖のため南口行き)。平日は運行しないので、平日に行く場合は勝田駅からの路線バス(西口・南口行き、約15〜20分)を利用しましょう。紅葉ピークの週末は路線バスの行列や道路渋滞に巻き込まれることもありますが、湊線ルートなら渋滞知らずで、車窓のローカル旅気分も楽しめます。
湊線には、ひたち海浜公園の入園券がセットになった1日フリー切符もあります。季節料金期間(10月9日〜11月3日)は大人1,700円、それ以外の期間は大人1,400円で、入園券を買う列に並ばずに入場できます。詳しくは「 ひたち海浜公園入園券付き湊線1日フリー切符 」をご覧ください。
※湊線ではSuicaやPASMOなどのICカードは使えません(現金・一部QRコード決済のみ)。また、阿字ヶ浦駅の周辺には駐車場がありません。駅周辺への路上駐車は絶対にやめましょう。
阿字ヶ浦駅のすぐそばには、黄金の鳥居が並ぶ「 ほしいも神社 」も。帰りのシャトルバス待ちの間に立ち寄れる、SNSで話題のフォトスポットです。
みはらしの丘の絶景ポイントと撮影のコツ
みはらしの丘は、約4万本のコキアが植えられた公園のメインスポット。空の青、太平洋の碧、コキアの赤が織りなす色のグラデーションはまるで絵画のようです。
撮影におすすめの角度
- 丘の上から見下ろす全景 — 赤い丘の向こうに太平洋が広がる定番構図
- コキアの間を歩く遊歩道 — もこもこの赤に包まれる目線の低いカット
- 青空とコキアのコントラスト — ローアングルで空を大きく入れると色が際立つ
2026年は丘のふもとから中腹にかけて約270万本のキバナコスモスが咲き、赤いコキアと黄色い花の組み合わせが狙えます。面積が2倍になった「ウェルカムガーデン」(みはらしの丘入口〜第一頂上周辺)も見どころです。撮影の際は花畑の中に入らず、通路から撮るのがルールです。
園内を快適に回る3つの鉄則
ひたち海浜公園は東京ドーム約41個分と広大。みはらしの丘だけならコンパクトに回れますが、園内を満喫するなら移動手段の確保がカギです。
1. 広く回るなら「レンタサイクル」
- 料金:3時間600円、超過30分ごと100円。1日券800円(繁忙期除く)
- 貸出場所:西口、中央、南口、海浜口の各サイクルセンター
- 園内サイクリングコース(約13km)は信号なし、車なしで爽快
秋は暑さも和らぎ、サイクリングのベストシーズン。コキア→コスモス→大観覧車と効率よく回れます。
2. シーサイドトレイン(周遊バス)の活用
自転車が苦手な方や小さなお子様連れ、ご年配の方には園内周遊の「シーサイドトレイン」がおすすめです。
- 料金:1回500円
- 主要スポットを周回、1周約40分
3. ランチは早めの退園で「那珂湊おさかな市場」へ
園内にもレストランや屋台がありますが、混雑時は待ち時間が長くなります。地元民のおすすめは、午前中にコキアを満喫して早めに退園し、車で約15分の那珂湊おさかな市場で海鮮ランチを楽しむプラン。11:30以降は市場も混み合うので、早めの移動がベターです。
👉那珂湊おさかな市場完全ガイド|新鮮な海鮮グルメと港町散策を満喫
秋限定!コキアグルメを堪能
まるころコキアソフト(各500円)
コキアの丸いフォルムを再現した可愛らしいソフトクリーム。トッピングの「おいり」のサクサク食感が人気です。
フレーバー:
- 抹茶風味のコキア味
- まろやかなミルク味
- ミックス味
コキアラテ(680円)
抹茶とストロベリーソースで紅葉したコキアを表現したフォトジェニックな一杯。SNS映え抜群の秋限定ドリンクです。
その他のおすすめグルメ
- ハム焼き:海浜公園の名物 五浦ハム 国営ひたち海浜公園
- 地元ドリンク:屋台で販売
- 食べ歩きスポット:園内各所に点在
2026年のコキアカーニバルでも、まるころコキアソフトやコキアラテが登場。公園オリジナルブレンドコーヒー「コキアブレンド」も楽しめます。※価格は2025年シーズンの参考です。最新のメニュー・価格は公式サイトでご確認ください。
コキア以外も楽しむ「+α」スポット
同時期に見られる秋の花
- キバナコスモス:みはらしの丘のふもと〜中腹に約270万本。見頃は10月上旬〜下旬
- ウェルカムガーデン:2026年は面積2倍、31品種約4万本の草花がお出迎え(見頃は10月下旬まで)
- 秋バラ・パンパスグラス:常陸ローズガーデンの秋バラは10月下旬〜11月上旬が見頃。大草原周辺には草丈2〜3mのパンパスグラスも
観覧車やアトラクション(子連れファミリー向け)
プレジャーガーデンエリア
- 大観覧車(高さ100m):赤く染まる丘と太平洋を一望
- 林間アスレチック広場:無料で遊べる
子どもが飽きてしまっても遊び場があるので、家族連れでも1日楽しめます。
周辺のパワースポットめぐり
秋の服装・持ち物
10月のひたちなかは「海風」に注意
日中は20℃前後と過ごしやすい一方、朝晩は10℃近くまで冷え込む日もあります。海に近い公園は思った以上に風が冷たいので、羽織れる上着を1枚多めに持っていくのが正解です。丘の上り下りがあるため、スニーカーなど歩きやすい靴も必須。
あると便利な持ち物リスト
- ウインドブレーカーなど風を通しにくい上着
- 帽子・日焼け止め(日中の日差しはまだ強め)
- 飲み物(混雑時は園内自販機が売り切れることも)
- モバイルバッテリー(写真を撮りまくると電池切れに)
- レジャーシート(芝生でひと休み用)
帰りの渋滞も回避!スムーズな退園時間
紅葉ピークの週末は、14時〜16時頃に駐車場出口や周辺道路が混み合います。おすすめは午前中に満喫して昼過ぎには退園するか、夕方の閉園間際までゆっくりするかの二択。夕暮れのコキアは深い紅色に染まり、実は狙い目の時間帯です。
車の方は 👉渋滞回避ルート&駐車場攻略 も参考にしてください。
アクセス・営業時間・料金
アクセス
- 電車:JR常磐線「勝田駅」からバスで約15〜20分、または湊線「阿字ヶ浦駅」から無料シャトルバス(2026年は10月の土・日・祝日のみ運行)
- 車:北関東自動車道「ひたち海浜公園IC」すぐ(渋滞時は常陸那珂港IC経由がおすすめ)
営業時間・休園日
- 開園時間:9:30〜17:00(11月1日〜3日は16:30まで)
- 休園日:毎週火曜(祝日の場合は翌平日)。ただしコキアカーニバル期間(2026年は9月18日〜11月3日)は、9月29日(火)を除き毎日開園
入園料
- 大人(高校生以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、中学生以下無料
- 季節料金期間(2026年は10月9日〜11月3日)は大人800円、シルバー560円
- 駐車場:普通車600円、二輪車300円、大型車1,800円
最新情報は公式サイトでご確認ください。
宿泊がおすすめ|前泊で朝イチの赤い丘へ
前泊なら「混雑前の午前中」を独り占め
東京から日帰りだと、到着はどうしても10時前後になりがち。前日に公園周辺へ宿泊すれば、開園直後の空いている時間帯に、朝の光に照らされた最も美しいコキアに出会えます。2026年は10月10日〜12日の3連休と17日・18日の週末が「大変混雑」の予想。この日程で行くなら、前泊して朝イチで丘へ向かうのが一番です。
私が運営する民泊でも、コキアシーズンは「朝イチで丘に行きたい」という方の前泊が増えています。
おすすめ宿泊エリア
- ひたちなか市内:公園まで車で10分圏内
- 阿字ヶ浦・平磯:海沿いの宿から湊線・シャトルバスも使いやすい
- 大洗町:温泉旅館が多く、翌日の大洗観光にも便利
👉【2026年最新】国営ひたち海浜公園の近くでペットと泊まれるおすすめ宿
👉【2026年版】国営ひたち海浜公園の近くでBBQができる宿11選
まとめ:快適なコキア観賞のために
国営ひたち海浜公園のコキアは、日本の秋を代表する絶景です。快適に楽しむためのポイントは3つ。
- 2026年の見頃は10月10日頃〜20日頃の予想。「大変混雑」の10/10〜12・17〜18を避けるなら平日がおすすめ。出発前に公式サイトで色づき状況を確認
- 車なら「常陸那珂港IC」経由で朝イチ到着、電車なら「湊線+無料シャトルバス」で海浜口から
- 紅葉ピークの週末は、前泊で朝の時間帯を狙うのが最強
そして春には、同じ丘が約530万本のネモフィラで真っ青に染まります。秋の赤に感動したら、次は春の青へ。「 ひたち海浜公園ネモフィラ2026完全ガイド 」もぜひご覧ください。
この秋は、燃えるように赤く染まる丘を歩き、あなただけの日本の秋を見つけてください。